ランキングAsahiCom_2005-12-27
asahi.com(http://www.asahi.com/whatsnew/ranking/)より
■2005-12-27
■ 1位 特急が脱線転覆 2人死亡、車内になお2人 JR羽越線
25日午後7時20分ごろ、山形県庄内町のJR羽越線砂越(さごし)―北余目(きたあまるめ)駅間で、秋田発新潟行き特急電車「いなほ14号」(6両編成)が脱線した。6両中5両が脱線、うち3両が転覆。乗客数十人のうち男女4人が死亡、32人がけがをした。県警の調べに、運転士(29)は「突風が来て、車体が浮いた感じがした。左側に車体がとられていく感じがして、脱線した」と話しているという。電車は時速約100キロで走行中、突風が吹き、脱線したという。
脱線したのは前方の5両。このうち先頭車両は鉄骨造りの小屋にぶつかり、車体がくの字に折れた状態になった。死者や閉じこめられた乗客はこの車両に集中した。
現場は最上川を渡る鉄橋から南に約500メートルの地点。最後尾の車両は鉄橋から約100メートル離れている。河川敷と田んぼが広がる一帯で民家はほとんどない。
山形地方気象台によると、庄内地方には25日午後3時24分、暴風雪・波浪警報が発令されていた。いなほ14号は、雪の影響で現場手前の酒田駅を68分遅れで出発していた。
■ 2位 特急転覆、死者4人・けが32人に 突風で車体傾く
山形県庄内町のJR羽越線で25日夜、秋田発新潟行き特急「いなほ14号」(6両編成)が脱線、転覆した事故で、山形県警は26日朝までに乗客4人の死亡を確認した。負傷者は鈴木高司運転士(29)を含む32人。JR東日本の調べでは脱線現場前後で、進行方向左側の電柱計4本が倒れていた。脱線は突風であおられたことが原因とみられるが、現場周辺には下からの風を想定した対策がなされていなかったことがわかった。
JR東日本管内で乗客が死亡する事故が起きたのは、88年12月に東京・東中野駅構内で運転士と乗客1人が死亡した電車追突事故以来。
県警によると、死亡したのは、秋田市新屋松美町、無職畠山祐紀さん(51)と新潟県長岡市宮本町1丁目、保育士浮部真裕美さん(22)、秋田県にかほ市平沢新町、会社員畠山学さん(42)、秋田市高陽青柳町、秋田県庁職員臼井和弘さん(34)。4人はいずれも頭などを強く打ったことが死因とみられる。4人は大破した先頭車両に閉じこめられていた。
県警によると、事故は25日午後7時15分ごろ、砂越(さごし)駅―北余目(きたあまるめ)駅間の最上川を渡る鉄橋の南約260メートルで起きた。
当時、列車は時速約100キロで走行。進行方向左側に脱線して先頭車両の6号車と2両目が大きく左にそれ、先頭車両が堆肥(たいひ)小屋に激突して「く」の字形に大破した。
JR東日本によると、現場の前後で電柱4本が倒れていた。最上川を渡る「第2最上川橋梁(きょうりょう)」から約220メートル南の新潟寄りに並んで立つ2本と、さらに50メートル新潟寄りに進み、脱線して停車した特急の最後尾車両の横に並んで立っていた2本で、いずれもほぼ根元から折れていたという。
運転士はJR東日本の事情聴取に対し、「橋梁を越えたあたりで右方向から強い風を受け、電車が左に傾いた」と説明しており、電車が左に傾いて脱線していく途中で電柱にぶつかったらしい。
横転した1〜3両目は損傷が特に激しく、車体のどの部分が電柱にあたったかは不明という。
JR東日本や国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は、レールや枕木などに車輪の痕跡がないか確かめ、電柱の損傷と合わせ、脱線がどの付近で始まったかさらに詳しく調べる方針だ。
一方、特急は秋田駅での折り返し前のポイント故障などの影響で約1時間遅れで走っていたが、同社によると運転士は、遅れを取り戻そうと思っていたとの趣旨の話はしていないという。
また、仲鉢貴広車掌(26)は、最上川を渡り始めてから強い衝撃を感じた。車内灯が消え、時間を確認しようとしても時計が見えない状態だった。他の列車に停止を指示する「防護無線」のボタンを押し、指令所に携帯電話で連絡をとったという。同社によると、車掌が指令と電話をしたのは午後7時16分。同14分に異常な電圧降下が記録されており、このときに事故が起きた可能性が高いという。
JR東日本によると、風速計は事故現場の約1キロ北側に置いてあった。2秒刻みで風速を観測しており、秒速20メートル以上を観測すると、羽越線を管轄する新潟支社の防災情報システムに「警戒」が表示され、アラームも鳴る。秒速25メートルを超えれば時速25キロ以下での徐行、秒速30メートルで運転中止の措置がとられる決まりになっている。
同社が午後7時以降の風速計のデータを調べたところ、最も風が強かったのは午後7時16分の20メートルだった。雪などほかの要因による速度規制もかかっておらず、特急電車は同区間の最高時速120キロで走れる状況だった。
ただ、過去に橋で起きた脱線事故では、下からの風が車両を浮き上がらせたとされる。専門家は今回も下から突風が吹いた可能性を指摘しているが、現場付近では下からの風だけを計測する風速計や防風用のさくなど、下からの風への対策は特になされていなかった。
国土交通省航空・鉄道事故調査委員会は26日朝、5人が現地で調査を始めた。県警も業務上過失致死傷罪の適用も視野に現場検証を始めた。
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負傷者は次のみなさん。(26日午後4時40分現在、山形県警調べ。敬称略)
【山形県酒田市】JR職員佐藤一晃(48)▽同進藤豊(49)▽会社員佐藤誠(48)▽同池田弘(26)▽佐藤貞幸(47)【山形県鶴岡市】公務員田畑雅彦(43)▽富樫恵(23)【山形県庄内町】我孫子純(35)
【新潟市】JR職員佐藤賢治(28)▽高校生渋谷佳世(17)▽運転士鈴木高司(29)▽看護師佐藤麻耶(25)▽大学院生佐々木淳(28)▽無職高橋博子(30)▽公務員吉原敦子(25)▽JR職員伊藤航(22)▽公務員石川恭子(25)▽会社員渋谷幸子(27)▽大学生泉雄介(19)【新潟県長岡市】会社員佐藤武(42)▽高校生西方正人(18)【新潟県見附市】三本健志(29)【新潟県村上市】自営業長浜達郎(45)【新潟県分水町】公務員小林厚司(38)
【秋田市】会社員田沢友泰(33)▽同高井行則(32)▽同高橋徹(45)▽大学生大滝久司(19)【北海道網走市】大学生細谷努(20)【川崎市】会社員寺井鉄志(53)【住所不明】小林直樹(39)▽渡辺宏典(22)
■ 3位 車両くの字、中から悲鳴も 脱出の乗客「風すごかった」
みぞれ交じりの強風と雷鳴の中、鉄橋をこえた直後の特急電車が脱線、転覆し、2人が死亡、30人以上がけがをした。山形県庄内町のJR羽越線を走っていた「いなほ14号」。26日未明も、車両内に閉じこめられている乗客の救出が懸命に続いているが、厳寒と足場の悪さが作業を阻む。運転士は、警察の調べに「突風が来て、車体が浮いた感じがした」と説明している。これが原因だったのか。
列車は6両編成。先頭の6号車は鉄骨造りの小屋に突っ込んで横転、小屋の角にぶつかって、中央部分でくの字に折れ曲がっていた。死亡した乗客はこの車両に乗っていた。
乗客らは毛布にくるまれて救出された。現場には車両からはずれたとみられる車輪が落ちていた。午後8時すぎ、別の車両から、「キャー、キャー」という女性客の悲鳴が聞こえた。
列車には妊娠7カ月の妊婦も乗っていた。救急隊員に腹痛を訴えたという。
後ろから2両目に乗っていて自力で脱出した男性は「スピードはそんなに出ていなかったが、雷と風はものすごかった。ガタガタと音がしたが、脱線という感覚はなかった」と振り返った。
午後10時を回り、雨が雪に変わった。猛烈な吹雪の中で、工作機械などを使って救助作業が続いた。激しく損傷した6号車に乗客らが残された。足や手だけしか見えない人もいる。救助隊員は狭いすき間に体を潜り込ませ、救出を試みる。救助隊員の呼びかけに答える人もいたが、その場で医師に死亡を確認された人もいた。
事故当時、あられが降り、雷鳴がしていた。
現場近くの農業の男性(74)は自宅にいた。雷が落ちたような大きな音がし、「ガタガタガタ」と地震のように家の戸が震えた。テレビのニュースで転覆だと知った。
現場近くに住む女性は午後7時すぎ、自宅にいたところ、雷が鳴り響き、窓ガラスが割れるかと思うほどの激しい突風が吹き付ける音が聞こえた。「列車が飛ばされたとしたら、あの時の突風では」と思った。
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JR東日本の大塚陸毅社長は26日未明に記者会見。「大変大きな事故を発生させまして大変申し訳なく思います。亡くなられた方のご冥福をお祈りします。ご家族にも深くおわび申し上げたい」と陳謝した。
■ 4位 あきらめかけた五輪切符、届いた 安藤「涙が出そう」
来年のトリノ冬季五輪のフィギュアスケートの女子代表の3人が25日、決まった。最も若いのは18歳の安藤美姫選手=愛知・中京大中京高。代表選考のポイントでは優位だったが、この日が最終日の全日本選手権で6位に終わり、トリノの切符をあきらめかけていた。しかし、夕方、朗報が届いた。「涙が出そう」。喜びを力に変えて、初の舞台に挑む。
午後3時15分ごろ、自由を終えて、安藤選手の順位は6位。「これでトリノには行けないみたいなので、悔しいんですけど、国体や高校総体で楽しくがんばりたい。オリンピックは力を出し切った選手がいくところ。私は納得のいく演技ができなかった」。そういって、4年後のバンクーバー五輪に気持ちを切り替えようとしていた。
しかし、いったん会場を離れた後、午後5時半に集合がかかり、競技場に戻った。そこにいたのは、村主(すぐり)章枝選手(24)や荒川静香選手(23)ら。そこで、トリノ五輪代表が知らされた。
「なんで、と本当にびっくりした」
シーズンに入る前は、「トリノ五輪でスケートを本格的に続けるのはやめて、早くお嫁さんになる」と話していた。「そんなことを言っていたから、力を出せなかったのかな、と今は思う。本当にうれしい。涙が出そうでした」。しみじみと話した。
層の厚い日本の女子の戦い。連盟は選考ポイントだけでなく、勝てる選手を選ぶという方針も打ち出している。日本スケート連盟の小野長久フィギュア部長は選考後の記者会見で、「村主、荒川両選手は全日本の大変シビアな大会で表彰台に上がった」。安藤選手をめぐって選考が揺れたことも明かした上で、「このところ調子が悪いということは話題になったが、ポイント制を順守した」と内定理由を説明した。
■ 5位 「人はねようとアーケードに」 暴走容疑の男が供述
仙台市青葉区一番町のアーケード商店街「マーブルロードおおまち」内を25日、乗用車が暴走し、7人が負傷した事件で、業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕された会社員千葉良文容疑者(52)=同市太白区郡山=が仙台中央署の調べに、「アーケードに入って人をはね、けがをさせるつもりだった」と供述していることがわかった。同署は、人でにぎわうアーケードに故意に進入したとみて調べている。
調べでは、千葉容疑者は「職場で嫌がらせを受け、むしゃくしゃしていた」と供述。今年4月に同市で起きたトラックによるアーケード暴走事件を思い出し、「アーケードに突っ込んで捕まり、楽になろうと思った」と話しているという。
千葉容疑者は事件前に複数の地元テレビ局などに電子メールを送信。犯行をほのめかす内容はなかったものの、職場への不満などを訴えていた。
■ 6位 集計ミスを謝罪 浅田の特例求めた経緯も スケート!
連盟
日本スケート連盟の藤森光三副会長と小野長久フィギュア部長は25日、記者会見した。前夜の全日本選手権男子で採点集計ミスにより、優勝者と2位が入れ替わった問題について改めて謝罪。また、浅田真央の五輪特例出場で、国際スケート連盟(ISU)のチンクアンタ会長に対して今年に入ってから非公式に打診していたものの、認められなかった経緯をあかした。
■ 7位 ヒューザー、借りた名義で施工 保証能力の不足が背景
耐震強度偽装事件で、ヒューザー(東京都千代田区)がマンションを建設した際、無関係の建設会社に形式的な「施工者」になるよう依頼し、実際には木村建設(破産手続き中)に施工させていたことがわかった。マンション建設では建築主が倒産して購入者に手付金を返すことができない事態に備え、施工者が連帯保証することが多い。建設会社の名前を借りたのは、ヒューザーと木村建設が一緒に手がけた物件が多すぎて保証能力に疑問符がついたためとみられる。
このマンションは千葉県市川市のグランドステージ下総中山。名目上の施工者は太平工業(東京都中央区)で、02年4月から03年2月に工事が行われた。
関係者によると、競争入札には太平工業も参加したが木村建設の受注が決まった。ところが、「木村建設はマンションの買い主が支払う手付金の連帯保証人になれない」として太平工業に対し、形式的な施工者になってほしいとの依頼がヒューザーからあったという。
木村建設は「施工協力」の形で工事に加わり、実質的に施工を担当した。太平工業は名義を貸し、連帯保証するリスクを負う代わりに対価を得たとされる。
太平工業の関係者は受け取ったのは「手数料」だと説明し、「(名義貸しの)依頼があったのは手付金保証の能力を買われたからではないか」と話している。
同じような例は川崎市川崎区のグランドステージ江川でもあった。名目上の施工者は松村組(本社・大阪市、民事再生手続き中)東京本店で、実際には木村建設が施工を担当した。
松村組によると、同マンションの施工をめぐっては「松村組は一切の責任を負わない」という趣旨の文書を同社、ヒューザー、木村建設の3者で交わしているという。
不動産業者が購入者から手付金を受け取る際、手付金の額が売買価格の5%を超える場合などは保証会社と契約するなどし、手付金を保全するよう宅地建物取引業法で義務づけられている。
建築主が倒産するなどし、購入者にマンションの引き渡しや手付金の返還ができなくなる事態に備える措置だ。保証会社と建築主は事業ごとに契約し、元請けの施工業者が連帯保証に入ることが多い。
保証会社は建築主や施工会社の実績や財務力など様々な点を審査する。建築主が短期間に同じ施工業者に集中発注し、建設中の物件が増えると審査を通過できないことがある。
ヒューザーのマンションは計62棟。99年に完成したグランドステージ池上以降の計45棟についてみると、木村建設が実質的に施工した建物が4割近い17棟に上っている。
■ 8位 特急転覆、橋下からの風が原因か 横風より危険と指摘も
山形県庄内町のJR羽越線で25日夜、特急列車が脱線、転覆した事故で、事故現場直前の「第2最上川橋梁(きょうりょう)」(長さ627メートル)は、川面からの高さが8〜9メートル。線路がむき出しの「開床(かいしょう)式」で、横風を防ぐさくはなかった。JR東日本新潟支社によると、この橋では下から吹き上げるような風が吹く特徴があったという。付近は冬に強い季節風が吹く地域だが、特に厳しい運転規制や防風対策は施されていなかった。
特急電車は1両あたり40トン程度の重さがあるが、運転士は山形県警の調べに対し、「鉄橋付近で突風が吹き、車体が浮き上がった」と話しているという。
風が原因とされる脱線事故は過去に数例ある。78年2月には東京都の営団地下鉄東西線の電車が荒川の鉄橋上で脱線し、二十数人が負傷した。86年には、兵庫県北部の国鉄山陰線・余部(あまるべ)鉄橋で回送列車が約40メートル下に転落、6人が死亡した。ともに開床式の橋の下方向から強風が吹いた可能性が高いとみられている。
永瀬和彦・金沢工業大教授(鉄道システム工学)は「風速計は水平方向の風を観測するもの。精度は信頼できるが、風速計から少し離れた橋の上では、下方向から風が吹いたのではないか」と話し、風速計の設置位置や方向について、今後検討が必要だと指摘した。
谷藤克也・新潟大教授(車両力学)は「横からなら風速30メートル程度に耐えられる電車も、下からだともっと弱い風でも持ち上げられることがある」と指摘する。高速走行の場合は車両の揺れも大きくなるので、横風への余裕は乏しくなるという。
気象庁酒田測候所(山形県酒田市)によると、庄内地方は、冬型の気圧配置が強まるこの時期、25メートル以上の強風が吹くことが少なくない。25日午後は北海道付近で発達した低気圧に向かい、強い南西の風が吹いていた。
風に関する運転規制に関して国の基準はなく、鉄道会社が独自に決めている。余部鉄橋の事故後の87年2月、旧国鉄は秒速25メートルだった運転中止の基準を同20メートルに改めた。JR東日本によると、第2最上川橋梁付近は風に関して特に厳しい規制は定めていなかったという。
■ 9位 北海道から東北・北陸地方で大雪のおそれ 強風も
低気圧が北海道付近で急速に発達しており、北海道から東北地方などでは26日夜から27日朝にかけて、風が非常に強く、海上は大しけの状態が続く。北陸地方や北海道、東北地方の日本海側、関東甲信地方の北部では27日午前中にかけて大雪になる恐れがあるため、気象庁は暴風雪や高波に警戒を呼びかけている。
同庁によると、日本海にあった低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過しており、27日にかけて北海道の東海上でさらに発達、冬型の気圧配置が強まる。一方、北日本の上空5000メートル付近に零下40度前後の強い寒気が入っており、27日にかけても強い寒気の流入が続く見込みだ。
このため、27日午後6時までの予想降雪量はいずれも多いところで、東北地方の日本海側、北海道、関東地方北部、新潟県、長野県で50〜60センチの見込み。
26日夜遅くにかけての最大風速は北海道、東北地方で海上18〜25メートル、陸上15〜20メートルが予想される。
26日未明から午後にかけて、北海道・江差町で40.8メートル、根室市で35.7メートルの最大瞬間風速を観測した。
北海道から北陸地方にかけての沿岸では、波の高さが6メートルを超す大しけになっている。
■ 10位 「言葉遣い間違っている」 山崎拓氏、外相発言を批判
自民党の山崎拓・安全保障調査会長は25日の民放番組で、麻生外相が中国の軍事力について「かなり脅威になりつつある」と発言したことについて「言葉遣いが間違っている。中国の軍事力が『脅威』だというと、我が国に対する侵略の意図があり、対処しないといけないことになってしまう。大変な対立、いっそうの緊張が生まれる」と批判した。
山崎氏は「侵略の意図と能力を組み合わせて『脅威』と呼んだ。(かつての極東ソ連軍のように)能力はあるが、意図が明確でないことは『潜在的脅威』と整理したのが政府の公式見解だ。中国の軍事力が脅威だといってしまうと、我が国に対する侵略の意図があると言っていることになる」と述べた。
町村信孝前外相も同じ番組で、外相発言について「そういうとらえ方があることも否定しないが、政府の要人が言うのが適切かという判断は別途ある」と指摘した。
■ 11位 「ブラックマヨネーズ」が優勝 漫才M−1グランプリ
優勝賞金1000万円をかけた若手漫才の勝ち抜き戦「M―1グランプリ2005」の決勝が25日、東京・テレビ朝日スタジオであり、ブラックマヨネーズが優勝した。予選からの参加総数は過去最高の3378組だった。
ブラックマヨネーズはともに京都市出身の小杉竜一さん(32)と吉田敬さん(32)が98年に結成。オーソドックスな掛け合いにシュールなボケを交える漫才が評価された。
■ 12位 セブン&アイ、西武・そごう子会社化 買収総額2千億円
セブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂を傘下に抱える国内2位の流通グループ、セブン&アイ・ホールディングス(鈴木敏文会長)は26日午前に臨時取締役会を開き、西武百貨店やそごうを持つ百貨店2位のミレニアムリテイリング(和田繁明社長)の株式65.45%を取得することを正式に決めたと発表した。残る34.55%の株式もクレディセゾンなどから来年上半期中に取得し、100%子会社にする。買収総額は約2000億円に上る見通し。西武百貨店とそごうのブランドは、存続させる方針だ。
ミレニアムも同日午前の臨時取締役会で、経営統合を正式に決定した。セブン&アイは、来年1月末に野村プリンシパル・ファイナンスから65.45%の株式を1311億円で取得し、ミレニアムを子会社としてぶら下げる。
残りの34.55%についても、現金や株式交換で取得し、来年6月をめどに完全子会社化し、経営統合する方針だ。セブン&アイのトップは、引き続き鈴木会長が担う。
ミレニアム傘下の西武百貨店とそごうについては、消費者に名前が浸透しているため、ブランドはそのまま残す方針だ。
セブン&アイは、ミレニアムから5人程度の取締役を受け入れる見通し。このうちミレニアムの和田社長は、セブン&アイの代表権を持つ副会長に就任する。また、和田氏はミレニアムの社長にとどまる。
一方、ミレニアムは、セブン&アイ側から2人程度の取締役を受け入れる見込みだ。
■ 13位 入院中の94歳女性、殴られ?死亡 青森・黒石
26日午前5時半ごろ、青森県黒石市の黒石あけぼの病院で、入院中の女性(94)が自分の病室の床の上で死んでいるのを巡回中の看護師が見つけ、警察に通報した。
黒石署の調べでは、女性の顔に殴られたような跡があった。遺体発見時、この女性のそばに、入院中の別の女性(77)が座り込んでいたという。同署が事情を聴いたところ、この77歳の女性は「自分がやった」という趣旨のことを話したという。同署は殺人事件とみて調べている。
■ 14位 前原発言は「無神経」 横路副議長
横路孝弘衆院副議長は25日、高知市であった民主党高知県連のシンポジウムで講演し、一議員の立場としながらも、民主党の前原代表が「中国脅威論」や集団的自衛権を行使できるように憲法を改正すべきだとの考えを示していることについて「無神経な発言だ。理解できない」と批判した。
横路氏は「(前原氏が言う)『現実的な脅威』と言うと、仮想敵国になってしまう。周辺事態で集団的自衛権を行使するとは、中国や朝鮮半島に何かあったら自衛隊が(米軍と)出かけていくということだ」と説明した。
■ 15位 セブン&アイ、西武・そごうを傘下に 株式65%買収
セブン―イレブン・ジャパンやイトーヨーカ堂を傘下に収める国内2位の流通グループ、セブン&アイ・ホールディングス(村田紀敏社長)は25日、西武百貨店やそごうを持つ百貨店2位のミレニアムリテイリング(和田繁明社長)の株式の過半数を買収し、経営統合する方針を固めた。早ければ26日にも両社が臨時取締役会を開いて正式に合意し、発表する。実現すれば、コンビニ最大手、スーパー大手、百貨店大手を傘下に抱える国内最大の流通グループが誕生することになる。
複数の関係者によると、セブン&アイは、野村プリンシパル・ファイナンスが保有するミレニアムの株式65.5%を買い取り、ミレニアムを傘下に収める見通しだ。セブン&アイ首脳は25日夜、「統合は双方にとってメリットがある」と話した。
ヨーカ堂グループは、年々強まっていたセブン―イレブンへの依存体質を脱するため、今年9月に持ち株会社「セブン&アイ・ホールディングス」を設立。その傘下にセブン―イレブンや、イトーヨーカ堂が並列的にぶらさがる持ち株会社へと移行した。
ヨーカ堂は、特に不振に陥っている衣料品部門で、今年4月に専門の新会社を立ち上げ、改革を急いでいる。だが、小売業界内には、「おしゃれ志向を強める消費者を引きつけるのは難しい」(関係者)との見方が出ている。現在は傘下に本格的な百貨店がなく、富裕層向けを含めた事業展開も課題になっていた。
今回、西武百貨店とそごうを傘下に収めることで、管理部門の統合などによる経営の合理化を図るほか、一般消費者向けのヨーカ堂を軸にしたスーパーと、高級志向の消費者向けにブランド力のある百貨店の両事業を組み合わせ、国内の幅広い消費者層を獲得する狙いがあるものとみられる。
一方、ミレニアムリテイリングは03年6月、業績低迷で00年7月に民事再生法の適用を申請した「そごう」と、金融機関から債権放棄を受けて再建中だった西武百貨店が経営統合して発足した。
04年から総額1000億円規模の資本増強策を相次いで実施し、最終的には野村プリンシパル・ファイナンスが200億円の第三者割当増資と300億円の新株予約権を引き受けた。店舗改装など営業面を強化して業績は上向き、不振店舗の撤退を加速する一方で、新規出店も進めていた。
これまでは、早ければ2〜3年後の株式上場を目指してきたが、同じ巨大流通企業として事業に理解のあるセブン&アイの傘下入りで財務基盤が安定することに加え、共同仕入れなど物流システムの共有や、共同出店によるショッピングセンターの新展開など販売面での提携も模索できると判断したとみられる。
■ 16位 乗用車に発砲、税務署員軽傷 暴力団抗争の巻き添えか
26日午前1時25分ごろ、横浜市港南区芹が谷3丁目の市道で、同区在住の税務署職員の男性(28)の乗用車に向かって、男が発砲した。拳銃の実弾とみられる1発が車に命中し、男性は割れたガラスで手に軽傷を負った。また、前を走っていた別の乗用車も銃撃され、運転していた暴力団関係者1人が軽傷を負った。男らは逃走した。港南署は暴力団同士の抗争に税務署職員が巻き添えになったとみて殺人未遂と銃刀法違反容疑で調べている。
調べでは、路上に立っていた3人ほどの男のうち1人が数発発砲、1発が走行中の男性の乗用車の運転席側窓ガラスを貫通、弾はフロントガラスに当たって止まった。
■ 17位 村主が逆転優勝 浅田2位、荒川3位 全日本フィギュア
トリノ五輪の最終選考会となるフィギュアスケートの全日本選手権最終日は25日、東京・代々木競技場であり、女子自由ではショートプログラム(SP)2位の村主章枝(avex)が自由で126.86点で1位となり、計194.16点で3大会ぶり5度目の逆転優勝を飾った。
女子史上初となる2度のトリプルアクセル(3回転半)を跳んだ浅田真央(グランプリ東海ク)がSP3位から順位を上げて2位。SP1位の荒川静香(プリンスホテル)は3位だった。
4位に恩田美栄(東海学園大職)、5位に中野友加里(早大)が入り、全日本3連覇を狙った安藤美姫(愛知・中京大中京高)は6位に終わった。
アイスダンスは規定、オリジナルダンス、自由を通じてトップを守った渡辺心、木戸章之組(新横浜プリンスク)が3連覇した。
■ 18位 北朝鮮へ中古家電を無許可輸出 男2人に関税法違反容疑
無許可で中古の家電製品などを北朝鮮に輸出したとして、神奈川県警は26日、中国籍の元貿易商の男(36)と横浜市泉区に住む日本人の男(30)の2人を関税法違反(無許可輸出)の疑いで横浜税関に通知した。
調べでは、2人は04年11月5日と今年1月12日に、中古家電などを新潟県の直江津港に入港中の北朝鮮貨物船「デボサン号」に積み込み、北朝鮮に輸出した疑い。税関に書類で輸出申告すべきだったのに、船員が土産物として購入したように装い、口頭申告で済ませていたという。
日本人の男は神奈川県綾瀬市のリサイクル会社に勤務していた今年6月、廃家電を無許可で収集・運搬していたなどとして廃棄物処理法違反の疑いで逮捕され、罰金の略式命令を受けた。県警が廃家電の流出先を捜査する過程で今回の容疑が浮上したという。
■ 19位 朝青龍、総見でけいこ相手が失神
26日に東京・国技館であった横綱審議委員けいこ総見で、横綱朝青龍がけいこ相手を失神させるハプニングがあった。
通常の申し合いが終わった後の、仕上げのぶつかりげいこでのこと。幕内の片山を勢いよく転がしすぎ、受け身を取り損ねた相手が後頭部を土俵で強打。気を失って立てなくなった。
朝青龍は他にも垣添、白鵬、安馬にも胸を貸す異例の「大サービス」だったが、最後の片山にはとんだ「お歳暮」も。片山は「失神したのは初めて。横綱の動きが速すぎました」。
■ 20位 ミサイル攻撃時は地下に 国民保護モデル計画の
r="blue">素案判明
政府は26日、外国から弾道ミサイル攻撃があった場合などの国民保護について、住民の避難方法を具体的に示した政府の「市町村国民保護モデル計画」の素案を発表し、総務相の諮問機関に示した。来年1月には正式決定したい考えだ。「弾道ミサイル攻撃」「ゲリラ・特殊部隊による攻撃」「着上陸侵攻」の3種類の武力攻撃を想定した避難マニュアルで、市町村はこのモデル計画をもとに06年度末までに計画を作る。
弾道ミサイル攻撃のケースでは「できるだけ近傍のコンクリート造りなどの堅牢(けんろう)な施設や地下施設に避難する」とし、イスラエルが「子供の不安解消のため玩具類携行を奨励」している例を引き、おもちゃの携行を勧めている。デパートでは「地下の食品売り場に誘導」するよう求めた。
ゲリラ・特殊部隊による攻撃では、昼間の都市部への突発的な攻撃や、化学剤が使われた場合など五つに分類。化学剤での攻撃では「空気より重いサリン等の神経剤は下をはうように広がるため、風上の高台に避難」といった対策を示した。
自衛隊などによるテロリスト迎撃と、住民への避難誘導が同時に必要になった場合に備え、消防や警察、自衛隊などの現場指揮を集約する「現地調整所」を設けることも盛り込んだ。
外国の部隊が上陸する着上陸侵攻では、被害が広い範囲に及ぶ可能性があるため、避難誘導の範囲や手順を決めるのは国の役割としている。一方で安否情報の収集や提供は市町村の重要な役割として手順を示した。
■ 21位 おなかの風邪、今冬も急増中 大半はノロウイルス
「おなかに来る風邪」と呼ばれる感染性胃腸炎が急増中だ。昨冬には広島県の特別養護老人ホームなどで多くの死者を出しており、乳幼児や高齢者には、特に注意が必要だ。
全国約3000の小児科を定点観測している国立感染症研究所によると、感染性胃腸炎の報告は10月半ばごろから増え始め、最新集計の11月28日〜12月4日の1週間では1医療機関当たり11.75人が受診。山口、佐賀、福井、福岡の4県では20人を超えた。昨冬のピークは12月20日〜26日で全国平均15.83人だった。
感染性胃腸炎は腹痛、下痢、嘔吐(おうと)、発熱が主症状で、ウイルスや細菌、原虫などによって引き起こされる。今の時期はノロウイルスが大半を占めるとされており、昨年暮れから今年の年始にかけて広島県の特養で入所者7人が死亡したのもその集団感染だった。ノロウイルスは寒いほど長生きすると考えられている。
通常は適切に水分補給すれば1〜3日で回復するが、乳幼児や高齢者では急激な脱水症状や吐物による窒息などに注意が必要だ。下痢止めは、病原体を腸内にとどめ、症状を悪化させかねない。
予防には、例えばカキなどの食べ物を85度で1分以上加熱してウイルスを殺すほか、トイレ後などの手洗い徹底が大切だ。特に、保育施設や高齢者施設では、配膳(はいぜん)や、吐物や便の適切な処理と消毒が重要だ。
感染研の岡部信彦・感染症情報センター長は「感染の疑いがある人は入院・入所者の見舞いを避けるなど、うつさない配慮も必要。症状がなくなっても1週間程度はウイルスが出ているので油断しないで」という。
■ 22位 朝青龍、琴欧州相手に「格の差」披露 けいこ総見
大相撲の横綱審議委員けいこ総見が26日朝、東京・国技館の相撲教習所であり、横綱朝青龍や新大関琴欧州ら幕内上位力士が、来年初場所に向けた調整ぶりを披露した。
8連覇を狙う朝青龍は、けいこ相手に琴欧州を何度も指名。左から豪快にすくって土俵に投げつけるなど、新大関とは通算10勝2敗。琴欧州、横審委員たちに、強さと格の違いを見せつけた。
大関3人を向こうに回してのけいこを終え、朝青龍は「久々に上位とやって本当にいい気分。上位陣が盛り上がっていかないとね」。北の湖理事長は琴欧州について「こういう場に慣れていないのか、緊張していたようだ。朝青龍と大関以下との力の差があるな」と話した。
■ 23位 「ヒトクローン胚からのES細胞なし」 ソウル大調査委
韓国の聯合ニュースは26日、黄禹錫(ファン・ウソク)・ソウル大教授チームによる胚(はい)性幹細胞(ES細胞)研究疑惑を調べている同大調査委員会が、黄教授が5月に発表した論文にはヒトクローン胚から作ったES細胞のデータが一つも存在していなかったとの結論に達した、と報じた。
11株のヒトクローン胚型ES細胞の作製に成功したとする論文について調査委は23日、うち9株が他の2株のES細胞のデータを基に捏造(ねつぞう)されていたとする中間結果を発表。調査委はその後、データの基になった2株に対する詳細なDNA検査を実施したが、2株ともヒトクローン胚からのES細胞ではなく、受精卵から作ったES細胞との結果が出たという。
調査委は近く最終結果を発表する。ただ、黄教授は研究室のヒトクローン胚型ES細胞が何者かにすり替えられたとして検察に捜査要請を出している。
■ 24位 顧客に無断で押印 損保ジャパン、不適切な契約
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損害保険大手の損保ジャパンの山口支社(山口市)で、複数の社員が契約書の印鑑を勝手に押すなど、過去3年間に52件の不適切な契約手続きをしていたことがわかった。印鑑も100本近く見つかった。同社は「顧客の押し忘れを補った」としているが、印鑑の不正使用が大手損保で発覚するのは極めて異例。保険業法に違反する可能性があり、金融庁は業務改善命令を含めて処分を検討する。
損保ジャパンによると、自動車保険や火災保険の契約書に必要な印鑑を、顧客に確認しないまま社員が勝手に押していた。「顧客に書類を送り返す手間を省くためで、契約自体は顧客の意思に基づいており有効」と説明している。山口支社の社員の大半に当たる約10人がかかわり、使用された印鑑は「長年引き継がれてきた」という。
9月の社内調査で発覚し、全国で調べたところ、他の支社でも印鑑が保管されている例があった。損保ジャパンは「不適切な契約は山口だけで、顧客にも謝罪した」とする一方で、法令順守体制に問題があったとして、経営陣を含め関係者を社内処分する方針だ。
金融庁も9月からの立ち入り検査で問題を把握し、年明け以降に処分を検討する。損保ジャパンは、他の損保と同じく、保険金の不払いで、11月に業務改善命令を受けたばかり。
■ 25位 ケーキから黄色ブドウ球菌 森永製造、新宿高野が回収
高級果物店「新宿高野」(東京都新宿区)は25日、店頭で販売したケーキから黄色ブドウ球菌が検出されたとして、新宿区保健所に通報した。23日から販売先からの回収を自主的に始めている。25日までに購入者などから食中毒の被害は届けられていないといい、同保健所は26日に都の自主回収報告制度にもとづき新宿高野から報告を受けるとしている。
新宿高野によると、黄色ブドウ球菌が検出されたのは栗のタルト「マロン・ド・ノエル」。23日昼ごろ、ケーキを製造した森永製菓の子会社「森永エンゼルデザート」の横浜市鶴見区の工場から「21日に製造した製品から黄色ブドウ球菌が検出された」と連絡があった。新宿高野は間もなく店頭販売を中止したが、すでに79個を販売したという。
■ 26位 アーケード街を車が暴走、7人負傷 容疑の男逮捕 仙台
25日午後6時55分ごろ、仙台市青葉区一番町3丁目の歩行者専用のアーケード商店街「マーブルロードおおまち」内を乗用車が暴走し、7人が負傷した。宮城県警仙台中央署は、運転していた同市太白区郡山、トラック運転手千葉良文容疑者(52)を業務上過失傷害と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで現行犯逮捕した。殺人未遂容疑での立件も視野に捜査する方針。同商店街につながる別のアーケード街では今年4月、トラックが暴走して7人が死傷する事件が起きている。
調べでは、負傷したのは9歳と24歳、39歳の男性と、12歳と16歳の女性、25歳の女性2人の計7人で、いずれも軽傷。クリスマスの夜で、現場は大勢の若者や家族連れでごった返していた。
車は、仙台市中心部の百貨店近くの一方通行路から右折してアーケード街に進入。2人をはねた後、アーケード内を約10〜30キロの速度で約90メートル東進した。国道4号への出口付近でも5人をはね、さらに走っていたところを、騒ぎに気づいた一般車が車を寄せて停車させたという。
千葉容疑者は調べに対し、午後、マスコミあてに予告の電子メールを送ったと話している。NHK仙台放送局や地元民放には、千葉容疑者から午後3時ごろ「職場で嫌がらせを受けている」とするメールが届き、4月のトラック暴走事件にふれていたが、犯行をほのめかす内容はなかった。
同商店街は、JR仙台駅近くから西方に延びるアーケード街の一部で、4月には、この途中の商店街で4トントラックが暴走、3人が死亡、4人が重傷を負った。この後、各商店街は再発防止策として、入り口などに重さ約300キロのプランターを車止めとして設置していた。今回、車が進入した場所にも1基あったが、すり抜けて入った。
目撃した薬局の男性従業員(27)は「店の前だけで通行人は20〜30人いて、悲鳴を上げながら車をよけていた」と話した。専門学校生の男性(20)は「運転していた男は、無表情で全くブレーキをかけず、人がはねられるドン、ドンという音がした」と話した。
■ 27位 世界一高いエレベーター試験塔 三菱電機が建設へ
三菱電機は、愛知県稲沢市の稲沢製作所に世界一高い地上173mのエレベーター試験塔を建設する。完成予定は07年5月。新試験塔では、分速1200m級の超高速エレベーターや大容量エレベーターの技術開発などを行う。現在ある試験塔は地上65m。
■ 28位 五輪代表に荒川、村主、安藤 フィギュア女子
日本スケート連盟は25日、来年2月にあるトリノ冬季五輪のフィギュアスケート代表を発表した。活躍が期待される女子は、この日終了した全日本選手権で3大会ぶりの優勝を飾った村主(すぐり)章枝(24)=avex=、同3位の荒川静香(23)=プリンスホテル=、五輪代表選考ポイント争いで首位の安藤美姫(みき)(18)=愛知・中京大中京高=の3人。荒川は98年長野以来、村主は02年ソルトレーク五輪に続いて、それぞれ2度目の出場。安藤は初の大舞台となる。
同連盟は代表選考にあたり、ポイント制を導入。昨季の国際大会の成績によって各選手の持ち点を決め、今季のグランプリ(GP)シリーズとGPファイナルなどの2大会と、全日本選手権のポイントを加算した。この結果、安藤が1位、村主が2位、荒川が3位となっていた。
選考の過程では、最近の安藤の不調も話題に上ったというが、6月に定めたポイント制を重視するという結論に達し、ポイントの上位3人を選出した。
今月、東京であったGPファイナル3位の中野友加里(20)=早大=、ソルトレーク五輪代表の恩田美栄(23)=東海学園大職=は漏れた。
男子は全日本選手権優勝の高橋大輔(19)=関大=、アイスダンスは同3連覇の渡辺心(34)、木戸章之(30)組=新横浜プリンスク=が選ばれた。それぞれ初の出場となる。
■ 29位 投票率12%「ワースト1かも」 静岡・富士市議補選
25日投開票された静岡県富士市の市議補選(被選挙数1)の投票率は、12.72%だった。かろうじて2けた台には乗ったが、市内ではこれまで最低だった93年知事選の23.06%を大幅に下回った。市選挙管理委員会は「歳末で3連休最後の日が投票日に当たり時期が悪かった。全国のワースト1かもしれない」とがっくりしていた。
同時に告示された市長選は66年の新市誕生以来11回目で、初めて無投票となり、現職が再選された。単独選挙になった補選は、無所属新顔の2人の争いになったが、争点がないうえに関心も低く、最後までムードは盛り上がらなかった。
■ 30位 イーホームズ社長「改ざん可能な認定プログラムに問題」
耐震強度偽装事件で国土交通省が設けた緊急調査委員会(座長・巽(たつみ)和夫京大名誉教授)は26日、建築確認で姉歯秀次元建築士の偽装を見逃したイーホームズ、日本ERIの検査機関2社と2自治体の計4者を呼び、事情を聴いた。4者はいずれも「現行制度では構造計算書の偽造を見つけるのは難しい」と述べた。
聴取したのはイーホームズの藤田東吾社長と日本ERIの鈴木崇英社長、それに愛知県と東京都台東区の担当職員。
なぜ偽装を見抜けなかったのかという委員の質問に対しては「偽装を見抜くには現在の何倍ものコストが必要だ」(鈴木社長)、「建築確認は構造計算書と図面の整合性を見るもので、十分な耐震性があるかどうかを見るものではない」(藤田社長)などと述べ、2人はともに自らの過失は大きくないという主張を繰り返した。
4者ともに「国交相認定プログラムを使って作成した構造計算書が改ざんされていたのは想定外だった」とし、うち藤田社長は「プログラムが改ざん可能でなければ今回の問題は起きなかった」と述べるとともに、106種類ある認定プログラムすべてが改ざん可能とみられることにふれ、認定した日本建築センターの責任を示唆した。
4者はいずれも国交相認定プログラムを所有していなかったことを明らかにし、鈴木社長は「現行の建築確認制度では審査時にすべて再計算するのは難しい」と述べた。現行の建築確認制度は各検査機関に対し、プログラムを使った再計算を求めていないが、愛知県は「見逃しを防ぐには自前で再計算するしかない」とし、鈴木社長も再計算による点検を一部に採り入れる考えを示した。
また藤田社長は姉歯元建築士が関与した建築確認申請について、同社が受け付けた日から確認を出した日までの所要日数を調べた表を委員会に提出。平均所要日数は26・5日だとし、姉歯元建築士が国会の証人喚問でイーホームズの審査について「見ていないと言っていい」と指摘したことに反論した。
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